由緒
この里の守護神として祀られる白木稲荷神社の祭神は、京都の伏見稲荷大社のご分神であり、昔から蟻山・坂下の講中によって崇拝護持されています。ご神体は徳川幕府の文化・文政時代(1810〜1828年)に旧岩川村の有志が参勤交代の行列の後に従って、京都伏見稲荷大社に参拝し、「稲荷大明神正一位神体勸請」を懇願・奉持し、この里に祀ったものと伝えられています。その後の明治20年(1887年)に至り「奉納 白木正一位稲荷神社氏子中」と大書きした幟旗一対が奉納され、今に受け継がれ保存されています。
現在の社は、昭和38年(1963年)に地元の有志88名の寄付により改築されたもので、伊勢山台農道改修により昭和46年(1971年)にこの地に遷宮し鎮座しています。
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